質問来てた!
Webライターの単価交渉って、
どうしたらいいの…
答えんのむっず…
ぶっちゃけ…こうしたら成功する!
ってのがないんだよね。
てなわけで、今回は単価交渉に関する、自分なりの考えを書いていきます。
参考程度にご覧ください。
ちなみに、筆者はこんな感じのWebライターです。
今回は、単価交渉の経験談を交えながら、お話します!
Webライターの単価交渉の経験談を語ろう
まずは、単価交渉の経験談から。
単価交渉をした理由は、
条件と金額が見合っていないと感じたから
もともと、文字単価1円で頂いていた仕事がありました。
ざっくりこんな感じ
- 記事内容は難しめ
- レギューレーション多い
- クライアントとはいい感じなので続けたい
クライアントには文句なし。
むしろ、仕事しやすいなって感じ。
ただ、途中で条件が変わったり、聞いてたより
内容もレギュレーションも大変だったり。
続けたいけど、内容が難しい割には単価がなぁ…
ということで、単価交渉を考えました。
単価交渉の前に戦略を練らないと
単価上げて下さい!
ダメです!
無策だとこうなるよね。
単価交渉するにしても、理由が必要。
単価が安い=上げて欲しい
は、コチラ側の理由しかない。
クライアントからすると、損するだけだもんね。
てなわけで、交渉材料に使えそうなものを探す
ことにしました。
作業量増えれば単価上げてくれるよね作戦
交渉する時に目をつけたのは「構成」
そのときは、
- 構成:別の人
- 執筆:筆者
の状態でした。
構成もできれば単価上がるんじゃね?
安直…
でもね。考えてみて欲しい。
構成をしてる人がいるということは、構成にお金が払われている可能性が高い。
構成ができれば、その分の単価をもらえる可能性がある!ってこと。
てなわけで、
構成もするから単価上げてほしい
と交渉することに決めました。
単価「交渉」なんだよね。交渉
構成を交渉のカードにすることは決まった。
でも、まだ足りない。
ぶっちゃけ、構成作ってる人が優秀なら、
この交渉は成り立たない。
新しく構成任せる必要ないものね
さて。その時の状況。
- 構成が期日までに届かない
- 構成が指定の文字数を無視してる
- そもそも構成の人が連絡に反応しない
交渉材料しかねぇ…
ぶっちゃけね…
仕事に支障が出ております!!!!!!!
クライアントにも相談したことあるんよね。
流石に…構成来ないと締め切り間に合わないです…
ですよねぇ…
って感じ。
構成こっちに任せてみない?
という意味も込めて、交渉することにしました。
交渉材料を整理しよう
交渉材料を整理してみましょう。
- 条件:執筆のみ1円から、執筆+構成で2円にしてほしい
- 理由:ぶっちゃけ、難易度に対して安い
- 交渉材料1:構成が期日に来ないので、仕事に支障が出てる
- 交渉材料2:構成の内容も…まぁ…うん…
交渉スタートね!
ごめんまだ。
交渉のテクニック。というか、意識しておきたいこと。
単価を上げることで、相手に生じるメリット
メリットがないとクライアントも動かない。
今回の場合であれば、「構成をこっちで受け持ちます」
それによって、
- 期日守ります
- 構成のクオリティあげます
- やり取り楽になってストレスも減ります
あたりはメリットとして提供できる。
忘れてはいけないのは、単価「交渉」であること。
交渉するには、相手にもメリットがないとね。
クライアントのニーズに合う
ように
単価交渉してみた
いざ交渉。
このときは、ストレートに要件を伝えました。
単価の件で相談があって、少しお時間もらえませんか
みたいな感じ。
- 構成もするから単価あげて…
- 期日までに構成来ないから締め切り大変だし…
- こっちでやればお互いスムーズだと思います…
とかも合わせてお伝え。
結果として、面談とかもなく、単価上がりました。
あっさりね!
やっぱりクライアントも困ってたみたい…
単価交渉の体験談はこんな感じ。
筆者の場合は、「事前準備がすべて」って感じでした。
とはいえ、全員の単価交渉が、筆者の体験談どおりに進むはずもなく。
ここからは、経験から感じた、単価交渉のコツを紹介します。
Webライターの単価交渉のコツ
単価交渉のコツをまとめると、この3つ。
- クライアントの作業を受け持つ
- クライアントのメリットを提示する
- 信頼関係を築いておく
クライアントの仕事を受け持つ
単価を上げるためには、相手の仕事を受け持つのが早い。
作業量増やすから、単価も上げて!ってことね!
- 構成
- WordPressへの入稿
- アイキャッチなど画像準備
とか、クライアントの仕事を減らすことが重要。
何もせず、単価を上げてほしいと言うのは正直
難しい。
仕事増やすから、単価も上げてと伝えるのがやりやすいね。
クライアントのメリットを提示する
忘れてはいけないこと。クライアントのメリット。
メリットないのに単価上がる?っていうお話。
筆者の場合だと
- 納期どおり仕事するよ
- クオリティ上げるよ
- 連絡とか納期のストレス減るよ
がクライアントへのメリットになります。
納期とか当たり前じゃんって思うかもだけどね
守らない人がいるのも事実…
ぶっちゃけ、クライアントがメリットに思えば何でもOK。
- 量が必要なクライアント
- スピード重視のクライアント
- クオリティに悩むクライアント
クライアントによって違う。
相手のニーズに応じた提案ができるか、それが勝負。
信頼関係を築いておく
信頼関係も超大事。
単価上げてでも、続けてもらいたいと思って
もらうことが大切。
信頼も実績もないのに単価上げてくれ、は通らないかな…
クライアントの一番手を確保する。
この人がいないと仕事が回らん!くらいの
ポジションまで行ければ良いね。
Webライターの単価交渉の注意点
単価交渉にも、注意点やリスクがあることを忘れないで。
単価交渉で意識したい点を3つ紹介。
- 交渉材料を用意する
- 相手にも予算がある
- 契約終了のリスクを覚悟する
交渉材料を用意する
単価「交渉」だからね。
交渉材料を用意しましょう。
「割に合わないから単価あげて!」はよく聞くし。
筆者もそう思う。
実体験でそうだったからね。
でもクライアントからすると、
ほかの案件探したら?っていうね。
無条件で単価が上がるなんて、レア中のレア。
単価交渉なんだから、交渉材料を探しましょう。
クライアントにも予算がある
クライアントにも、予算があることを意識しましょう。
利益が出るからライターに仕事が回ってくるわけで。
利益が出ないと仕事はもらえません。
予算ギリギリの場合は、そもそも単価が上がらない。
どのクライアントも交渉できるとは限らない。
- クライアントにも予算がある
- 成果が出るから仕事をもらえる
この2つは忘れちゃいけない。
頑張ってもダメなときはある
契約終了のリスクを覚悟する
単価交渉を引き金に、契約終了になる可能性もあります。
『条件が合わないなら、別の人探すか』
と思われる可能性があるから。
単価交渉って、『こいつめんどくさいな』って思われる可能性も。
不満あるなら辞めてもいいよ、みたいなスタンスのクライアントもいるので、注意が必要。
交渉決裂したら、仕事なくなるかもなぁ
くらいの気持ちでいた方が良いでしょう。
単価交渉ではなく、卒業の時期かも
そもそもの話。
あなたに必要なのは、単価交渉ではないかも。
もっと高い単価でも活躍できる
と思うから、単価交渉をするはず。
そうなると、必要なのはより高い単価の仕事。
であれば、別の仕事に応募したほうがいいんじゃない?
もちろん、同じ仕事で単価が上がれば楽だけど。
同じ仕事で時給や給料が上がるか?という話。
今の単価でしんどいな…
と思い始めたら。
別の仕事を探したほうが良いかもね。
今の仕事からの卒業。
環境を変えたいなら、自分から動くことも必要だよ。
クライアントの一番を目指せ
クライアントの立場からすると、「クライアントの一番手を目指せ」ということ。
給料上げてでも、残ってほしいと思ってもらえるかどうか。
Yesなら上がる。Noなら上がらん。
単価交渉のコツとか、ポイントとか話したけどね。
結局、必要とされてるかだと思います。
筆者もクライアントとして、Webライターに仕事を頼む場合があります。
その時、実績なく、いきなり単価上げてくれと
言われたら…
まぁ断るよね
でも、続けてほしかったら、ちょっと無理して
でも単価は上げる。
そっちの方が利益が出るから。
交渉もだけど、実績とか、関係性とか、その辺も重要なことは覚えておいてください。
Webライターの単価交渉って難しいね
以上。Webライターの単価交渉に関してでした。
長くなったので、ポイントをまとめます。
同じ案件を続けていると、単価を上げてほしくなる。
とても分かる。
でも、自分の要求だけじゃ上がんないよってことです。
- あなたの単価を上げるメリットはある?
- クライアントに必要にされてる?
- 単価が高い別案件じゃだめなの?
このあたりは、自分の中で整理してほしい。
そうすると、単価交渉もうまくいきます。
筆者の経験が、あなたの参考になりますように。
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