Googleアドセンスに合格したい…
合格した人のブログを参考にしようかな…
先駆者を参考にするのは良いことだね。
でも、情報の取捨選択には気をつけてね!
え?合格した人だから、どの情報でも正しいんじゃないの?
Googleアドセンス。
それは、ブロガー初心者の登竜門。
目標としている方も多いことでしょう。
この記事を読んでいるあなたは、既に合格しているでしょうか。
それとも、挑戦中、あるいはこれから挑戦するでしょうか。
私も以前はチャレンジャー。
Googleアドセンスに3度目で勝利しました。
そのために参考にしたのが、先駆者のブログ達。
合格するためにはどうすればいいか
藁にもすがる思いでモニターに張り付く日々。
大勢の先駆者の支援があって、この場に立っています。
しかし、同時にこう思いました。
- 『ブログごとに情報が矛盾している』
- 『合格方法の解説なのに、曖昧な表現がみえる』
結局の所、合格するまでに、「自身を持って参考にできるブログ」は見つかりませんでした。
毎日合格者がいて、合格者のブログも数え切れないほどあるのに
不思議な話です。
前置きが長くなりました。
今回の記事は、『Googleアドセンスに関する記事を鵜呑みにしてませんか?』というお話です。
これから挑戦する方だけではありません。
合格体験談を書くあなたもです。
伝えたいのはこの2つ
- 仮説と事実を区別できてますか?
- 根拠は明確にですか?
情報の海に溺れてはいけない。
そんなお話。
本作は、「Googleアドセンス記事に関する注意点」の記事です
合格する方法ではないわ…
でも。とても大事。
【前提】Googleアドセンスにおいて、合格理由は仮説である。
この記事を読むにあたって、あなたと共有したい認識があります。
それは、『Googleアドセンスにおいて、合格理由は仮説である』こと。
この記事は、全ての文章に、この共通認識があります。
『合格理由は仮説である?どういうこと?』
大丈夫です。説明します。
そもそもGoogleアドセンスは、
- 『公式が確実な合格基準を出していない』
- 『不合格理由も曖昧な表現である』
- 『合格理由は通知されない』
このような状況下にあります。
我々一般のユーザーは、合格の条件、理由を教えてもらえません。
とはいえ、Google公式の声明はあります。
サイトのページがAdSenseのご利用条件を満たしているか確認する
しかし、
- 『PV数が〇〇以上』
- 『文字数が〇〇以上』
- 『記事数が〇〇以上』
のような、具体的な基準ではありません。
Googleが提示しているのは、
- 『ユーザーの興味をひく独自のコンテンツはありますか?』
- 『他にはない魅力はありますか?』
のように、読者の受け取り方で変わる基準です。
興味を持つ内容は読者それぞれですし、魅力も数値で表しはしないでしょう。
資格試験やテストと違って、確実な正解がない世界です。
そのため、私達はGoogleの情報に基づいて、
独自のコンテンツって?
他にはない魅力のある記事って?
と、試行錯誤して、苦労しながらブログを作っていきます。
合格者のブログは、内容も、表現方法も、レイアウトも異なります。
公式が明確な理由を述べていない以上、ユーザーが合格理由を考えた所で、あくまで仮説にしかなりません。
なぜか散見する事実
前述のとおり、『Googleアドセンスの合格基準は曖昧』です。
しかしながら、『Googleアドセンスに合格する方法』が出回っています。
彼らはGoogleよりも正確な評価基準をお持ちのようです。
素晴らしいですね。
それに加えて、その正確な評価基準を持つ方は一人ではない様子。
- 『1500文字以上必要』vs『2000文字以上必要』
- 『合格には画像が必要』vs『文章だけでも合格する』
- 『有料ドメインが必須』vs『無料ブログでも合格』
チキチキ有識者選手権!敗者脱落デスマッチ!
必要とあれば主催と司会進行を務めさせていただきます。
私の悪意と敵意が見えた所で、話を戻しましょう。
今回は、
『Googleアドセンスにおいて、合格理由は仮説にすぎない』
この認識を基に話を進めていきます。
私が伝えたいのはこの2つ。
- 仮説と事実を区別できてますか?
- 根拠は明確にできていますか?
後は忘れて構いません。
ブログの情報を鵜呑みにしてませんか?
あなたが確認した情報は、自信を持って真実だと伝えることができますか?
事実を仮説を区別しよう【Googleアドセンス】
Googleアドセンス関連の記事を読むには、『事実と仮説を区別する』ことを意識しましょう。
合格体験談や、合格解説記事を書く方も気をつけて下さい。
アドセンスの記事には、事実と仮説が区別されていない記事がよくあります。
例えば、『記事の文字数』で考えてみましょう。
この文章だけ読むと、事実だと判断できます。
なぜなら、『必要です』と断言しているためです。
文章を読んだ人は、
合格には1500文字以上書かないと…
と思うわけです。
では、Google公式のアナウンスを見てみましょう。
アドセンスの合否を決めるのはGoogleなので、公式を見れば間違いありません。
サイトのページがAdSenseのご利用条件を満たしているか確認する
ご覧いただけたでしょうか。
Google公式には、『記事1500文字以上が必要です』なんて記載はありません。
そもそも、文字数の言及すらしてないです。
(文字数への言及箇所があれば教えて下さい。確認して訂正します。)
でも巷には、1500文字以上必要だの、2000文字以上必要だの、様々な意見があります。
どういうことでしょうか?
主語を置き換えてはいけない
結論から言うと、
という勘違い(あるいは誇張)が起きています。
解説します。
ここまでは事実です。
では、こちらはどうでしょう。
一見、正しそうに見えますが、これだけでは根拠が足りません。
『私』は1500文字以上で合格しました。
でも、『1499文字以下で合格したBさん』がいたらどうするのでしょうか?
その時点で矛盾が発生します。
また、『1500文字以上でも合格できなかったCさん』もいるかもれません。
その可能性を検証せず、自分が合格したから確実だ…というのは論理的とはいえません。
そもそも、Googleが『文字数1500文字以上必要です』と言っていないのに、なぜ確定になっているのでしょう。
あくまでも仮説である。
最初に戻ってきました。『事実と仮説を区別する』ですね。
アドセンスの合格にあたっては、仮説でしか語れません。
なぜなら、Google公式の基準が曖昧だからです。
記事を読む側も、書く側も『あくまで仮説である』と認識を頂きたいです。
文字数の例であれば、
この書き方なら、問題はありません。
あくまでも、『私』の仮説として表記しています。
納得した読者は参考にし、納得できない読者は無視すればいいだけですから。
しかし、
と断言されると、事実だと信じてしまいます。
特に、「Googleアドセンスの解説記事」で断言されると、「絶対正しいんだ」と思うでしょう。
このように、事実と仮説は異なるもので、区別が必要です。
でなければ、読者の誤解を招いていしまいます。
筆者も読者も、仮説として捉える文章か、事実として捉える文章なのか、気をつけていきましょう。
根拠を明確にしよう!【Googleアドセンス】
Googleアドセンスの記事を書くにあたって、根拠を明確にしましょう。
また、読むにあたっても、根拠はどこにあるのか注意しましょう。
文字数を例に出します。
通常であれば、特に気にすることはありません。
合格者が言うなら間違いないだろうなと。
でも待って下さい。
Googleアドセンスは普通の試験とは違います。
合格基準が曖昧です。合格理由もわかりません。
『合格理由も、合格基準もわからないAさん』の言葉に根拠はあるのでしょうか?
ブログを参考にした根拠は注意
Googleアドセンスの合格記事には、他のブログを参考にしている記事が多く見られます。
- 『合格者のAさんが話しているなら間違いない』
- 『Google検索上位だから間違いない』
あなたもこのような考えを持っていませんか?
何度も言いますが、Googleアドセンス合格にあたって、一番信頼できる情報はGoogle公式の声明です。
それ以外の情報は、あくまでも推測となってしまいます。
ブログを参考にする際には、『どの根拠で語っているか』を考えて下さい。
このブログも同様です。
- 根拠は何か?
- 信頼できる情報か?
- 他の意見と比較してどうか?
自分自身の考えを持って、情報を取捨選択することが求められます。
仮説と事実と根拠とブログ【Googleアドセンス】
今回は、『Googleアドセンス記事に関する注意点』をお話しました。
まとめると、以下の2つです。
- 事実を仮説を区別しよう
- 根拠を明確にしよう
事実と仮説は、使い分けが必要です。
間違った使い方をすると、誤解を生んでしまいます。
筆者としては、『読者が勘違いしない表現づくり』を、
読者としては、『事実と仮説を判別する意識』を持ちましょう。
また、解説を行うのであれば、根拠を明確にすることが大切です。
筆者としては、『誰もが納得できる根拠』を、
読者としては、『信頼できる根拠』を意識しましょう。
今回は、Googleアドセンス合格に向けて頑張っていた、過去の自分への記事です。
『合格する方法』を探し、『確実に合格する方法は無い』と気づくまで時間がかかりました。
同じ様に、確実に合格する方法を探していた方がいるのであれば、気付きの一端となれば幸いです。
また、ブログの筆者としても、考えさせられる経験でした。
文章の前には読者がいます。
自らの記事を、文章を参考にしている読者を忘れてはいけません。
この事は、Googleアドセンスの記事に限らず、どの記事にもいえることです。
Googleも掲げるユーザーファーストを目指して、本当に役立つ記事を創り上げていきましょう。
筆者のGoogleアドセンス体験談はこちら。
しつこいくらい『仮説』であることを前提としています。
何回『仮説』と唱えたか数えてみて下さい。
【経験談】Googleアドセンス。有用性の低いコンテンツを考察してみた
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