Googleサーチコンソールの使い方はわかったけど…
具体的には何ができるの?
ユーザーの動きがわかるよ。
どんなキーワードで、ブログにアクセスが来ているか見れるんだ
『Googleサーチコンソールで何ができるのか分からない…』
『アクセス数アップに使えるって聞いたけど、どういう事…?』
こんな悩みはありませんか?
ぶっちゃけ…どう使うかわかりませんよね。
今回は、私が普段行っている、Googleサーチコンソールの使い方を紹介します。
具体的な使い方としては、『検索流入を上げるための分析』に使用しています。
なので、Googleサーチコンソールを使うことで、アクセス数が上がるわけではありません。
アクセス数を上げるための、『情報収集を行うツール』です。
実際に、どんな感じで使用するかを紹介するので、ぜひご覧ください。
本記事では、Googleサーチコンソールを
「サーチコンソール」
で統一します。
サーチコンソールで、必要な情報を集める
ここからは、サーチコンソールを使って、実際に情報を集めていきます。
基本的な使い方が不安な場合には、別記事で説明しているので、ご確認ください。
まず、サーチコンソールを使うことで、以下の4つの情報を調べます。
- クエリ:ユーザーが、検索エンジンで検索したキーワード
- 合計クリック数:ブログがクリックされた回数
- 合計表示回数:ブログが検索エンジンに表示された回数
- 平均掲載順位:ブログが検索エンジンの何番目に表示されているか
『掲載順位』は、最初の状態だと表示されていないので、自分で表示させましょう。
サーチコンソールを開いて、検索パフォーマンスをクリック。
続いて、『平均掲載順位』をクリックしてください。
クリックすることで、掲載順位が表示されるようになります。
続いて、分析に必要な情報を確認します。
折れ線グラフの下を見ると、『上位のクエリ』『クリック数』『表示回数』『掲載順位』が表示されています。
この4つのデータを元に、検索流入増加に必要な分析を行っていきます。
データの読み方
データの出し方はわかったけど、
『これは何のデータなの?』
となる方もいるでしょう。
出したデータの意味をお伝えします。
下記の画像をご覧ください。
この画像では、
ユーザーが『コールセンター 志望動機 面接』とグーグル検索したとき、検索順位の37番目に、当ブログがある。
これまでに表示された回数は9回、クリック数は0回であることを示しています。
どんなキーワードでユーザーがたどり着くのか、何回表示されて、何回クリックしたかがわかります。
このデータの読み方がわかれば大丈夫。あとは分析するだけ。
では、実際に、どのように分析するかを見ていきましょう。
データの読み方は、理解しておきましょう。
仮説を立てよう
分析にあたっては、仮説を立てます。
データを見て、『こういう状況かな?』と考えます。
例えば、このデータ。
『コールセンター 給料 高い』で検索すると、私のブログが27番目に表示されることを示しています。
掲載順位は27位と低いのですが、表示回数が183もあります。
グーグル検索で27番目の記事が、183回も表示されるわけです。
この情報から、現状の仮説を考えます。
1つ目の仮説
先程のデータから、仮説を立ててみましょう。
データを見ると、『掲載順位の割に、表示回数が多い』と気づきました。
例えば、考えられるのは、
『上位のブログでは、ユーザーの悩みが解決していないのでは?』
という仮説。
ユーザーは、
コールセンターの給料が高い理由を知りたい…
と考えて、『コールセンター 給料 高い』と検索した。
でも、上位のブログに書いているのは、
コールセンターは給料が高いからおすすめです!
の記事ばかりだった。
だから、検索順位が27位のブログまで、答えを求めて来ている。
と仮説を立てることができます。
2つ目の仮説
また、先程のデータからは、
『表示回数はあるけど、クリックされていない』
と読み取ることもできます。
この切り口からも、仮説を考えてみましょう。
私であれば、クリックされていないのは、
『自分よりすぐ上に、ユーザーが欲しい情報があるのでは?』
と考えます。
自分のブログに辿り着く前に、悩みが解決されてしまう。
だからこそ、表示はされるけど、クリックされないのでは?と仮説を立てるわけです。
このように、サーチコンソールのデータを見ながら、自分のブログに足りない部分を探していきます。
そのために、サーチコンソールのデータが必要になるのです。
仮説を立てたらどうするの?
仮説を立てたら、対策を考えます。
実は、サーチコンソールの役目は、もう終わり。
サーチコンソールは、あくまでも『情報収集のツール』です。
次に使う時は、対策を立てて、実行して、表示回数やクリック数の変化を見るときです。
ちなみに対策は、私であれば、
- 『掲載順位を上げるために、リライトをする』
- 『タイトルを変えて、クリックしてもらえるようにする』
などを考えます。
ちなみに、リライトの方法に関しては、以下の記事で紹介しています。
このようにデータを分析し、改善を考える。
そのために、サーチコンソールを使います。
どれだけ分析しても、文章を変えなければ、順位は変わりません。
他の仮説も立ててみよう
せっかくなので、他の例も紹介しましょう。
例えば、下の画像。あなたなら、どう考えますか?
私であれば、
『順位が低く、表示回数も少ない。競合が強かったり、需要がないキーワードでは?』
と考えます。
数値が低ければ、諦めることも大事。
このキーワードは置いといて、新しい記事を書いたり、別記事のリライトをします。
仮説を立てよう。パート2
お次は、このワード。あなたならどう考えますか?
掲載順位が8位で健闘しています。
私であれば、
『順位が上がればクリック数が増えるのでは?』
と考えます。
このような時には、リライトをして、1つでも順位を上げます。
リライトの結果を見て、また仮説を立てていく。
この繰り返しです。
サーチコンソールの使い方、わかってきたでしょうか。
Googleサーチコンソールでブログを分析しよう
今回は、私が普段行っている、ブログ分析の方法を紹介しました。
私もブログを始めて2ヶ月ほどは、ほとんど検索流入は無し…
1週間に2,3件あれば多い方でした。
そんな私ですが、現在、1日の検索流入は平均30件あります。
記事の数が増えるごとに、リライトする度に、検索流入は上がっていくことでしょう。
ブログの目的は人それぞれですが、『アクセス数を上げたい』気持ちはほとんどの人がもっているはず。
自分が大切に書いた記事ですから、読んでもらいたいですよね。
そのためには、ブログを分析して、検索流入を増やすことが大事。
その分析のために、サーチコンソールを上手く使いこなしましょう。
ぶっちゃけ面倒だし、大変です。
でも、コツコツ取り組めば成果は上がってきます。
あなたのブログのアクセス数が増え、より多くの人に見ていただけることを願っています。
ブログの分析ができたらリライトも忘れずに。
アクセス数アップに必須です。
コメント